「私には霊感がない」と言う方もいれば「私には霊感がある」と言う方もおりますが、霊感とは一体どういうものなのでしょうか。今回は、霊感とは何であるのかについてお話ししたいと思います。
- 霊感の仕組みについて
- 幽霊なら見えない方がいい
- 霊感は周波数で考える
霊感の仕組みについて
先回はチャネリングについてお話ししましたが、チャネリングは、テレビやラジオに例えると分かりやすいと思います。テレビの電波は目に見えないものですが、チャンネル(特定の周波数帯)を合わせると見たい番組を視聴することができます。
しかしチャンネルを合わせないと何も見ることはできませんし、そこにはまるで何もないように感じます。霊感というのは、自分の日頃の思考以外に他のものにチャンネルを合わせることができるという能力なのです。
「私には霊感がない」というのは、正しく言えば「他のチャンネルに合わせたことがない」ということになります。つまり、その方は常に「自分」という1チャンネルだけで生活しているということになります。
共感という能力が、チャネリング能力の少し手前のような能力なのですが、相手の気持ちになる、相手の立場になるという想像力です。チャネリングというのは、完全に相手にチャンネルを合わせるので、偏見や価値判断があると相手にチャンネルを合わせることができません。
霊感がないというのは、他人や自然など自分の意識のチャンネルを合わせようとしたことがなく、自分の思考のみで生きているということです。逆に、霊感があるという人は、自分の思考以外のチャンネルに合わせることができるということになります。
ですから、よく霊などいないとか霊感というのは勘違いだとおっしゃる方がおられますが、世界中にはいろんなチャンネルがあるのに、それに気づかずに様々なチャンネルに合わせたことがないので、ないものだと思っているということになります。それは極めて残念です。
チャネリング能力は誰にでもありますし、自分以外の意識に自分の意識を同調させる訓練をすることによって可能となります。
幽霊なら見えない方がいい
幽霊というのは、亡くなった方の思念がこの世界に残っていて、その思念と周波数が合った場合に知覚することができるということになります。幽霊というのは、この世に何らかの執着などを残しているので、生きている人と周波数が合いやすいのです。
勘違いではなく幽霊を見たという場合は、間違いなくその幽霊の思念とピッタリ周波数が合っているということになります。そして、世間では幽霊に取り憑かれたという話をよく聞きますが、周波数というのは同じ周波数と同化します。
この現象は波長同通の法則と言います。霊に取り憑かれたということは、そこに特殊な意図があるというよりは、あなたがその霊と同じ周波数の何かを持っているということになります。
お祓いをするというのも必要なときはあるかもしれませんが、その様な霊と周波数が合っている自分の思考や習慣を改めていくということの方が大事なことが多くあります。仕事で役目として幽霊をチャネリングする場合は別ですが、日常生活で幽霊を感じる能力はどちらかというとない方が私はいいと思います。
霊感は周波数で考える
霊感というのは、万物は固有の周波数を必ず放出していますので、その周波数に自分の意識を合わせることができる能力ということになります。
相手にチャネルを合わせるというのは慈悲心や愛によって可能となります。慈悲心や愛によって周波数を合わせるという技術をきちんと身につけて、正当なチャネリング能力を身につけて頂きたいと思います。